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IOT(Internet of Things)という言葉、最近、テレビや新聞・雑誌などでもよく耳にします。身の回りの様々な場面で活用されている様子を知り、以前よりもずいぶん身近な機能に感じられるようになりました。
改めて、簡単にご説明しますと、IOTとは、Internet of Things・・・モノのインターネットの略称で、現実世界の「物」が、インターネットに接続されたり、さらには物同士もインターネットのようにつながりあったりして、情報を共有したり制御しあったりするというシステムです。
例えば、電気ポットにセンサーが設置され、一人暮らしの高齢者がお湯を沸かすと、遠くに住んでいる息子さんに通知が届き今日も元気だと一安心したり、外出先からスマートフォンでお部屋の温度調節をしたりと、日常生活でもIOTが導入されているのですでにご利用の方も多いと思います。
前述の、一人暮らしの高齢者の電気ポットによる「安否確認サービス」は、2001年にスタートしたとき高齢者の単身世帯の増加という時代背景があったそうですが、さらに、高齢化社会が進み、IOTの技術も進化し、介護現場では要介護者や認知症患者の行動の管理でも利用されるようになっていますので、その一部をご紹介いたします。
居宅見守り型は、人を感知するセンサーで、高齢者の動きが感知できると自宅の中にいるという判断をします。認知症であってもお体は健康な方の徘徊を食い止めるために利用され、玄関などにセンサーを設置します。
電波発信装置などで、外に出てしまった徘徊高齢者を追いかけます。
御守りサイズの小さなセンサーで、お洋服のポケットや靴の底に取り付けたりして使用するそうです。
ベッド周辺に設置して、高齢者がベッドから起き上がったときにセンサーで察知して親機に知らせます。
また、パラマウントベッドからは、ベッドに内蔵した荷重センサーが荷重の変化を検知し、利用者が起き上がったり、座ったり、ベッドから離れたしたことを検知して知らせる、より高性能なセンサー機能も持つ「離床CATCH」という介護ベッドも発売されています。
これは、ナースコールと情報を共有する仕組みになっていて、介護施設や病院などで利用されているそうです。
在宅介護でも利用できるタイプとしては、マット型で介護ベッドに引くタイプなど、設置工事が必要ないタイプもあります。
要介護度状態に規定がありますが、福祉用具貸与品として、介護保険で一部を国が負担してくれる商品もありますので、徘徊の心配が少しでもある場合は、是非、検討してみてください。
認知症の患者さんの介護では、24時間いつも目を配っていないといけません。そして、介護は長期間に渡ります。
少しでも介護者の負担が軽くなるように、もっとIOT技術が進歩し、費用面でも身近なものになり、個人でも取り入れやすくなることが望ましいですね。
電動介護ベッドも、通常はとても高額な商品になります。求める機能を持つ介護ベッドにすぐに出会えるとも限りません。
これまで、介護ベッド選びで困っていた方も、中古介護ベッドの取扱品数業界最大級のオカセイに一度ご相談下さい。利用状況、予算、ご希望を伺い、お客様の生活にあった介護ベッドをご提案させていただきます。
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