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介護ベッドのあるお部屋を快適に!介護ベッドの配置方法(レイアウト)
在宅介護では、要介護者の方は一日の大半の時間を介護ベッドのある部屋で過ごすことになると思われます。部屋を快適にすることで毎日を気分よく過ごせます。また、すこやかで明るい気持ちを保っていくことは体力維持や要介護度の進行防止に大きく役立つことでしょう。では、介護ベッドのある部屋を快適にするためにはどのようなポイントが挙げられるでしょうか。
一般に、部屋にベッド置く場合は部屋の隅に配置し、部屋を広く使えるようにすることが多いと思います。しかし介護ベッドの場合、利用者の要介護度によっては介護者がベッドの全周囲を移動する必要がある場合があります。その場合はベッドを壁から十分に離したほうがよいでしょう。
また、車いすを利用する方は、ベッドのすぐそばまで車いすを寄せられるようなスペースを設けておくと、介護者にとっても負担が小さくなると思われます。
そのほか、開放的な気分を演出するため、利用者が上体を起こした状態で窓からの風景が見られる位置にベッドを配置してください。背上げ機能のある介護ベッドなら、ベッドを利用する方が自分で上体を起こして窓の風景を楽しむこともできるでしょう。
利用者の状況にもよりますが、介護では「自分でできることは自分でやる」ことが大切だとされています。
このため、「ベッドから起き上がる」「ベッドの端に腰掛ける」「立ち上がる」といった動作は介護ベッドや福祉用具などを利用して、できるだけ自分でできることを増やせるよう環境を整えてあげてください。
そのためには、例えばベッドに移動用のバーや立位支援ポールなどを取り付ける・部屋の随所に手すりをつけるといった工夫も有効でしょう。
長時間、部屋に閉じこもっていると、不快な臭いに悩まされることがあります。特に排泄介助が必要な方の場合、排泄臭対策は重要な課題となるでしょう。
まず部屋の換気についてですが、部屋の「空気の流れ」を意識する必要があります。一方の窓を開けただけでは部屋全体の空気がなかなか入れ替わらないため、2か所(できれば壁の対角線)の窓を同時に開けましょう。
間取りの関係でそれができないような場合はドアを少し開けておいたり、ウインドファンを使ったりして部屋の空気に流れをつくるとスムーズな換気が行えます。
次に消臭についてですが、強い香りで臭いをごまかすタイプの芳香剤はできるだけ避けましょう。アンモニア臭などを中和・分解する、介護用品として販売されている消臭剤などが望ましいでしょう。
また、衣類や寝具などには匂いが染みつきやすいため、敷きパッドや毛布などは洗濯機で洗濯しやすいものを選び、こまめに洗濯するようにしてください。失禁などがみられる場合は、尿がマットレスまでしみこまないよう防水加工してある介護用のシーツを選ぶとよいでしょう。「洗濯が大変」という場合は、使いきりタイプを使うのも有効です。
部屋のレイアウトや生活環境を整えることは、要介護者の生活の質を高めるうえで欠かせません。
生活の中心がベッドになることを考えると、今まで使ってきた布団やベッドが果たして適切かどうか、また介護者にとっても介護しやすいものかどうかを見直すことも重要でしょう。
オカセイでは、介助がしやすく快適に休むことができるベッドや、デザイン性が高く「介護」のイメージを払拭したベッド・床面自体を傾けて床ずれやむくみが防止できるベッドなど、さまざまなニーズにお応えできる多彩な製品をお求めやすい価格でご用意しております。
また、古くなった介護ベッドの処分につきましても、高価買取・出張引取サービスを行っておりますので、ベッドの入れ替えから設置まで安心してお任せください。
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