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ご家族が高齢になったり、介護が必要になってくると、さまざまな専門職の方とお話をする機会が増えると思います。
どの専門職の方が、どのような場面でサポートしてくれるのか、わからないことも多いのではないでしょうか。

ここでは、介護や福祉の現場で、介護される人・介護する人をサポートしてくれる専門職をご紹介します。

要介護者の健康管理を含め、訪問診察や往診などにも対応する人です。
介護保険制度では、医療部分の中心的な役割を持っています。

病気やけがなどで体が不自由になった人に対して、リハビリテーションをおこなう人です。
運動療法やマッサージ治療、電気で患部に刺激を与える治療、など物理的な療法を担当しています。

身体や精神に障害がある人に対して手助けや作業指導をおこなう。
「作業療法」というのは、日常生活の中の作業に参加できるようにすることです。
工作や手芸、園芸などの作業を通して、スムーズな社会参加を促していきます。

言語でのコミュニケーションに障害がある人に対して、機能回復のための援助をおこないます。
こどばの障害（失語症など）、きこえの障害（聴覚障害など）、声や発音の障害（音声障害など）、食べる機能の障害（摂食・嚥下障害）などを担当する。

日常生活を送るのに支障のある高齢者や障害者の家庭を訪問し、身体の介護や家事サービスをおこなう人です。

介護保険制度で「要支援」または「要介護」と認定された人が、適切な介護サービスを受けることができるよう、介護サービス計画（ケアプラン）を作成する専門の知識を持った人です。

身体や精神の障害や、環境上の理由によって、日常生活を送るのに支障をきたしている人の相談にのり、専門的な知識・技術でアドバイス、指導、援助をしていく人です。

高齢者や障害者が暮らしやすい住環境を提案する人です。
医療・福祉・保険・住宅改修・福祉用具などに関する知識を持ち、専門家と連携を取りながら、快適に暮らせるよう、住環境の整備のアドバイスをしていきます。