本文へスキップ

中古介護ベッド販売

介護ベッドのオカセイオカセイコラム > 介護生活の防災

介護生活の防災

この3月で東日本大震災から、5年が経過しました。
日本では毎年のように集中豪雨や台風による被害が発生しています。さらに火山の噴火や地震など、自然災害が多い国と言えます。
高齢者のいる家庭では、避難ひとつとっても大変になるため、できる限り備えておきたいものです。ここでは、高齢者のいる家庭の備えについて考えていこうと思います。

防災グッズには、大きく分けて3種類
@ 外出時に携帯しておきたいもの
A 非常用持ち出し袋に入れておくもの
B 常備しておくもの

があります。今回は、@Aについて、お話していきます。

@外出時に携帯しておきたいもの(例)
・水                ・携帯食(チョコレートや飴)
・携帯電話と充電器         ・持病薬/お薬手帳
・ハンカチ/タオル/手ぬぐい    ・ポリ袋
・ヘッドライト/懐中電灯      ・携帯ラジオ
・乾電池              ・ホイッスル
・身分証明書(コピー)       ・連絡先メモ、帰宅支援マップ
・筆記用具             ・救急用品セット(絆創膏など)
・マスク              ・ティッシュペーパー/トイレットペーパー

・携帯トイレ            ・ブランケット
・ウェットティッシュ        ・安全ピン
・使い捨てカイロ          ・雨具/レインコートや合羽
・現金(小銭も)

要介護者との外出は、荷物も増えると思います。あくまでも例なので、各ご家庭で必要なもの不要なものを検討してみてください。電池不要の懐中電灯なら、乾電池は不要になるので、少し荷物を軽くできます。

参考:NHKそなえる防災 ( http://www.nhk.or.jp/sonae/ )
   人と防災未来センター ( http://www.dri.ne.jp )

A非常用持ち出し袋に入れておくもの(例)
・水                 ・非常食
・携帯電話と充電器          ・持病薬と常備薬/お薬手帳
・ハンカチ/タオル/手ぬぐい     ・ポリ袋
・ヘッドライト/懐中電灯       ・携帯ラジオ
・乾電池               ・ホイッスル
・身分証明書(健康保険証や免許証のコピー)
・防災ずきん/ヘルメット/帽子    ・連絡先メモ
・現金(小銭も)           ・筆記用具、太字の油性マジック
・ウェットティッシュ         ・ティッシュペーパー/トイレットペーパー
・軍手/手袋             ・万能ナイフ
・ロープ/ガムテープ         ・救急用品セット(絆創膏など)
・安全ピン              ・マスク
・ビニールシート           ・雨具/レインコートや合羽
・ライター/マッチ          ・ブランケット
・歯みがきセット           ・携帯用トイレ
・衣類/防寒着

被災した当日の安全を確保するために、すぐに持ち出せるように準備しておきたいものです。リュックサックに入れておくと、両手が使えて便利です。要介護者と避難するときでも持ち出せる重さを考えて、最低限必要なものを選んでみてください。

参考:人と防災未来センター ( http://www.dri.ne.jp )
   家族みんなのHonda防災ノート ( http://www.honda.co.jp/bosai/index.html )

※高齢者がいる場合、忘れないようにしたいものは・・・
 ・常備薬、服用中の薬 ・老眼鏡や入れ歯など
 ・介護用品(折りたたみ杖など) ・大人用オムツ
 ・非常食(おかゆ)

非常食は、ビスケットやカンパンなどの硬い食品が多いです。水分が少なく、高齢者は喉に詰まらせやすいので注意が必要になります。高齢者用の非常食としては、レトルトタイプの介護食やおかゆ、水の量で硬さを調節できるような食品(アルファ米など)がおすすめです。

一般的な避難所に用意されているトイレは、仮設の和式のものが多いようです。高齢者にとっては、和式のトイレは身体に負担がかかります。トイレに行くのが大変だから、と飲み食いを我慢してしまうと、脱水症状やエコノミー症候群を起こしやすくなります。携帯用の洋式トイレを準備しておくと安心です。

福祉避難所について

福祉避難所は、高齢者施設・公民館などのバリアフリーの施設を使った避難所です。流れとしては、最寄りの一時避難所へ一旦避難して、必要に応じて福祉避難所へ、という感じです。いざというときのため、家族で事前にお話をして、情報共有をしておくようにしましょう。

専門家の意見も参考に

防災・減災のための備えについては、介護のある暮らしをしていると心配が多いと思います。日常生活でも使えて、非常時にも役立つアイテムなら、家に置いておいても邪魔になりませんよね。そんなアイテムについても、今後ご紹介していきます。
介護のある暮らしを快適に過ごすために、困ったことや悩みごとがあれば遠慮なく専門家に相談することをおすすめします。オカセイ株式会社は介護ベッドの専門家です。介護ベッド選びの困りごとは、どんどんご相談ください。スタッフ一同、お待ちしております。

0120-502-319 お問い合わせフォーム