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介護ベッドのオカセイオカセイコラム > いきいき百歳体操で転倒しない身体づくり

いきいき百歳体操で転倒しない身体づくり

お客様とお話をしていると、つくづく介護予防の大切さを感じます。
要介護状態にならないよう、日頃から身体を動かす習慣を作っておくと良いですね。
今回は、全国各地に広がっている「いきいき百歳体操」について、お話していこうと思います。

いきいき百歳体操とは?

いきいき百歳体操は、米国国立老化研究所が推奨する運動プログラムを参考にして、平成14年に高知市で開発された体操です。イスに座って、準備体操→筋力運動→整理体を順番に行います。筋力運動では、おもり(0kgから2.2kgまで10段階に調節できるもの)を手首や足首に巻きつけて、ゆっくり動かします。

どんな効果があるの?

年齢と共に衰えてしまう筋力。「いきいき百歳体操」を続けることで、筋力がついて身体を楽に動かせるようになります。転倒しにくい身体になり、骨を折って寝たきりになることを防ぐ効果もあると言われています。ケガをした、風邪をこじらせた、ということをきっかけに、寝たきり(要介護)になってしまう高齢者の方も多いので、転んでケガ・骨折をしないことは、とても重要なことです。

いきいき百歳体操の広がり

高知市では、平成14年に市内の2ヶ所で「いきいき百歳体操」をスタートしました。そしてその動きはどんどん加速し、平成24年5月には、市外・県外も含めて1,500ヶ所以上で体操が行われるまでになりました。何故こんなに広がったのでしょうか?
もちろん、介護予防について自治体が考えるようになったこともあるかもしれませんが、そのポイントは「続けやすさ」と「効果の実感」にあると思います。歩いて通える範囲に会場があり、週1・2回のペースで続けることができると、次第に筋肉が付いて「身体が動かしやすくなった」「元気になった」という実感が湧いてくるそうです。
毎日続ける必要はありません。1回運動をしてから、2〜3日休んで筋肉の疲れをとった方が、筋力がつきやすくなるそうです。「最低でも週1回しましょう」と言われていますが、週1回なら続けられそうですね。
オカセイ株式会社のある岡山県でも、玉野市や赤磐市、総社市などの自治体が「いきいき100歳体操」への取り組みを積極的に行っています。皆さんがお住まいの自治体でも、開催されているかもしれません。ぜひ、調べて参加してみてください。

さらに楽しくオリジナル「いきいき百歳体操」

千葉県市原市の「市原いいあんばい体操〜筋金近トレ編〜」や大阪府大阪市都島区の「みやっこ体操」、 大阪府大阪市西成区の「いきいき百歳体操にしなりVer」など、「いきいき百歳体操」を各自治体でアレンジした体操も作られています。
兵庫県姫路市では「いきいき百歳体操」に加えてオリジナルの「生涯現役ガンバルンバ体操」も広めているそうです。今年に入って、福井県越前市では国体で使われる楽曲を使って、伝統工芸の紙すきや、コウノトリの動きなどを取り入れた「はぴねす体操」を発表するなど、「いきいき百歳体操」にとどまらず、ご当地体操で介護予防を、という動きが広がっているのがわかります。

足腰を丈夫に

身体に負担を掛けず、足腰を鍛えるのは工夫が必要です。無理をしないで、筋力をつけることができる体操が人気なのもうなずけます。「いきいき百歳体操」は車椅子の方でも参加できます。何歳からでも筋力をつけることができますし、少しでも故障しにくい身体を作れたらいいですよね。
「いきいき百歳体操」はじめ「ご当地体操」を通して、たくさんの方が楽しみながら身体を動かし、それが介護予防や地域での支えあいに繋がっていくのは、とても素敵なことだと思います。

起き上がりや立ち上がりのサポートに

介護ベッド選びに迷ったら・・・お身体の状況や、介護される人・介護する人のご要望、ぜひオカセイにご相談ください。中古介護ベッド取扱い数で業界トップクラス、介護ベッド選びはオカセイ株式会社がお手伝いします。どうぞお気軽にご相談・お問い合わせください。

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