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ご高齢者のお洋服の選び方

高齢者とは、いったい何歳からのことをいうのかご存知ですか?
日本の統計調査では65歳以上と定めているそうなのですが、皆さんの周りの65歳の方をご覧になっても、「高齢者」という言葉がピンとこないかと思います。
今回ご紹介の「高齢者のお洋服の選び方」は、いわゆる「高齢者」とくくられる世代よりもだいぶ年上の世代で、おからだを動かすのが少しだけ大変な方が、日常生活を楽しくすごし、安全に外出するためのお洋服選びの参考にしていただければと思います。

着やすい服を選びましょう。

高齢になると、介助までは必要ない方でも、若い時よりも握力が弱くなったり、足腰が弱ってバランスもとりにくくなったりします。腕も上がりにくくなりますので、袖を通すのに一苦労するようなお洋服は避けた方がよいでしょう。素材の伸縮性や滑りやすさの違いで、着替えやすさが変わってきます。
また、ズボンも、ストレッチ素材やゴムのウエストのものを選ぶと外出中のお手洗いの心配も軽減されます。
すこし前までは、ご高齢者から、「着やすさ重視のお洋服はおしゃれなものが無いからいやね」というご意見もよく耳にしましたが、最近は素敵なものもたくさんありますので、探してみてください。

体温調節しやすい服を選びましょう

高齢者は若い人よりも脂肪が少なくて寒さを感じやすいので、冬場の寒さ対策は万全にしましょう。
厚着しすぎて通気性が悪いと汗をかき、風邪をひくこともありますので、汗を吸収しやすい素材を選びましょう。ヒートテックのような薄手なのに保温性が高い下着などを着ると、おしゃれに服を着こなすこともできます。
夏は、日本もここ数年熱帯雨林気候地域のような猛烈な暑さになります。デパートやレストランなど屋内だけでなく、電車やタクシーの移動中のクーラーの効きすぎは、自律神経を乱し体調不良を起こす原因にもなります。
省エネで冷房の温度設定を少し高くするようにもなりましたが、それでも、屋外屋内の気温の差はからだにこたえます。できるだけからだを冷やさないように夏でもはおり物を持って外出しましょう。

転倒予防対策を心がけましょう

高齢者の転倒は要注意です。ちょっとした怪我が寝たきり状態のきっかけになりかねません。
足が引っかかって転倒の恐れのあるような裾の長い服は避けましょう。裾の広いズボンも、歩くときに足に絡んでしまう恐れがあります。柔らかいストレッチ素材のものでしたら、スッキリとしたシルエットで足さばきもスムーズです。
上着の垂れ下がったベルトや紐も、階段の昇り降りの際に引っかけてしまったり、いろいろな体勢をとるときに、足に絡まったりしまうこともありますので気を付けましょう。

お洋服選びの3つのポイント「着やすさ」「温度調整」「安全性」

お洋服選びの3つのポイントは、介護を必要としている方に対しても同じように考えてあげてください。

おからだが不自由で、いつも介護ベッドのお布団の中で過ごしている方には、温度調整しやすい下着などは重宝します。そして、介護ベッドから乗り降りできる方は、手すりなどに服のそでや紐などをひっかからないものを選びましょう。要介護状態にある方でも、お洋服が少しでも着やすければ、大変でもご自分で着替えてみよう、という気持ちになるかもしれません。しかし、万が一、今お持ちの介護ベッドがおからだの状態やお部屋の大きさに合っていないと、介護ベッドの機能が十分にいかされない場合があり、せっかくご自身で起き上がろうとしてもうまくいかないこともあります。
介護ベッド選びに迷ったら・・・お身体の状況や、介護される人・介護する人のご要望、ぜひオカセイにご相談ください。 中古介護ベッド取扱い数で業界トップクラス、介護ベッド選びはオカセイ株式会社がお手伝いします。どうぞお気軽にご相談・お問い合わせください。

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