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介護における排泄ケア

介護には、自立→一部介助→全介助という段階があります。
介護の際の排泄のケアは、障害の進行だけでなく、加齢によっても、どのようなケアが必要になるか変わっていきます。
状態が後退することがないように、少しでも自立へ近づけるようにするためには、段階にあった目標をたてて、少しずつでも改善できた時は周りもいっしょの喜んであげることが大切です。

自立の段階

  1. 排泄見守り
  2. 排泄支援(言葉かけ、同行)

介護の第一段階として、自主性の回復があります。水分やお食事をとること、お手洗いへ自分で行けること、自由にからだを動かせること、これらは、人として大切なことです。要介護状態のご家族をもったとき、この第一段階をできるだけキープできることが重要な課題となります。

一部介助

  1. 時間を見計らってトイレへ誘導
  2. 時間を見計らってポータブルトイレへ誘導
  3. 時間を見計らって尿器・便器介助

介護状態が進むと、自分で排泄をコントロールできなくなるケースがあります。
自分でトイレへ行きたいと気づけない人でも、からだを動かせる場合は定期的に声を掛けてあげて、出来るだけトイレで排泄できるようにケアをしてあげましょう。もしも、歩くのが大変な場合でも、介護ベッドや尿器・便器を利用して、出来るだけおむつをしないで済む生活を継続できるように介助してあげてください。

全介助

  1. トイレで立っておむつ交換
  2. ポータブルトイレで座っておむつ交換
  3. 介護ベッドで寝た姿勢でおむつ交換

どうしても排泄がうまく出来なくなった場合、おむつが必要になりますが、使い方、交換の仕方にも段階があります。高齢者と介護者が意欲的により良い段階に向けて挑戦していくことが必要です。
でもこれは簡単なことではないという点も覚えておいてください。出来なかったからといって、自分を責めたり相手を責めたりするようなことなく、1回でもうまく出来たことを喜んであげて、介護する側もされる側も明るく前向きでいることが大切です。

前向きな排泄ケア

寝たきりの状態の方を介護する場合だけでなく、介護状態が進んでいない場合でも、介護ベッドをうまく活用してみてください。自立できる段階の人がベッドから起き上がりたいと思ったとき、電動介護ベッドで少し背もたれを上げることができれば、立ち上がりやすくなります。
オカセイ株式会社では、お身体の状況や、介護される人・介護する人のご要望をうかがい、ご納得いただけるベッド選びのお手伝いを精一杯させていただきます。どうぞお気軽にご相談・お問い合わせください。

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